チャット★ティチャー
決着
俺の胴打ちはもう止まらない。
そのまま恭介の胴めがけて竹刀を押しだす。
恭介は引いた竹刀を、俺の面めがけて振りおろしてきた。
パーーーーン
道場に竹刀が激突した音が響きわたる。
時が止まったような感覚だった。
うるさいように沸き立っていた道場も静寂が包みこんだ。
自分の心臓鼓動の音だけがはっきりと聞こえる。
タイムキーパーの後輩部員が時間終了の合図を出している。
小桜先生が判定を言い放った。
「相打ち!無効!」
「時間無制限一本勝負の延長戦に移行します!」
そのまま恭介の胴めがけて竹刀を押しだす。
恭介は引いた竹刀を、俺の面めがけて振りおろしてきた。
パーーーーン
道場に竹刀が激突した音が響きわたる。
時が止まったような感覚だった。
うるさいように沸き立っていた道場も静寂が包みこんだ。
自分の心臓鼓動の音だけがはっきりと聞こえる。
タイムキーパーの後輩部員が時間終了の合図を出している。
小桜先生が判定を言い放った。
「相打ち!無効!」
「時間無制限一本勝負の延長戦に移行します!」