アヤカ先輩とひとつ屋根の下

「そのわりには?あんた母さんの頭を引き寄せて、チュウしようとしてたわよ。ほら、」

こんな感じ、ちゅー!と母さんがキス顔をする。


『もう、俺が悪かったから。ちょっと出てってよ、着替えるから』

布団を退け、ベッドから立ち上がる。

「…着替えより先に、沈めたほうがいいんじゃない?ソレ」


母さんが俺を指す。
その指の先は、俺の下半身にできた立派なテント。

「若いわねぇ」

『うっわ、見んなよ!』

俺は激しく主張するテントを右手で隠し、左手でニヤニヤ笑う母さんを払い退ける。

「ご飯の準備できてるからね、性少年」

『るせー、性少年言うな!』

「はいはい、」

母さんは生返事をすると、俺の部屋から出て行き、階段を下りる音がした。



『よし、抜くか。』

そして俺はトイレに向かう。



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