☆メガネちゃんとモテ仔ちゃん☆
……仕方ないので私は一人で足湯につかっていた。
一人で足湯って……!
本当はケイか翔子、どちらかと一緒につかりたかった。
一人で待っているのは嫌だって思っていたが、一人で足湯につかるのはもっと嫌だってことを今知った。
「……暇」
私は一人呟いた。
やっぱり部屋に戻ろうかな?
部屋には内緒で持ってきたマンガがある。
私が立ち上がったときだった。
「千恵里ちゃん?」
おじさんだ。