君へ…



「僕はずっとアナタを見てきたので気配で分かるんですよ」




え?それって…どうゆうこと?


夕闇でよくは見えなかったけど河合くんは少し微笑んでいるように見えた。


めったに笑顔なんて見せない河合くんが笑ってる…




「どうゆう…意味、ですか?」




「僕はアナタのことが好きなんです」



私は自分の頬が熱くなるのが分かった。




「…照れてますか?」




「……当たり前、じゃないで、すか…」





クラスが一緒になったのはこれが初めてで、話したこともない接点がまるでない私のことが好き…?



な、何故!?









私は頭の中が真っ白になった。







当たり前だよね…いきなりビックリしたよ…





冷静になれっていうほうが可笑しいわ…



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