君へ…




「おはようございます・・・」





あれ?声は結構冷静・・・





ってか話すの初めてかも・・・








「えっとぉ、そのぉ・・・」









「どうかしました?」



席から立ち上がる河合くんに後ずさりする私。





「いや、な、なんでもないんですよ・・・」




河合くんが私をじっと見てるよぉ・・・ちょっとムっとした顔で・・・









「えっと・・・サヨナラぁ!!」





帰ろうとドアに手をかけた瞬間、腕をガシっと掴まれた。




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