孤立
部活をやめて、1週間がたったころ。
あたしは、体調をくずし、一週間ぐらい、早退、欠席を繰り返していた。
それから、徐々に、ご飯を食べる量も減っていった。
気がつけば、体重は2㌔減っていた。
さすがにヤバいと思ったあたしはご飯をちゃんと食べるように努力した。
でも、やっぱり、食べる量は増えることなく、へっていく一方だった。
摩萸には、
「拒食症になっちゃうよ。頑張って食べないと。」
といわれ、
裟雍希には、
「ちゃんと食べな。」
と言われた。