短編-ワガママな恋。〜始まりのあの日〜



静かに目をつぶった。




『超綺麗じゃん。』





たしか、水沢がそんな事言ってたっけ?







"逢いたい"





もう一度会いたい、水沢に。






そして伝えたいんだ。







"好きなんだ。"と。






俺は生物室のドアを開けた。





心に、迷いなんかなかった。
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