プラネタリウム
わたしたちは急いでシャワーを浴びる。
それからお気に入りのちょっと短めのワンピースを着る。
薄くメイクをして、かるく髪を巻く。
「ゆーや!準備できましたかぁ~?」
「は~い♪」
ちょっと気合入れすぎた?でもいいよね♪
おまたせっ!と言って怜の前に立つ。
「…優弥…きれい!ってかやっぱりモデルさんでしょ?」
何をいってるんだか~!怜の方が100倍可愛いのに!
「そんな事言って~!お世辞はいいですぅ~♪怜の方が可愛いよ♪」
本当に可愛い!ミニミニスカートにちょっぴり派手なメイク。
でもこれが怜。
「優弥ってばっ!本当に気づかないの?!…ま~いっかっ!いずれ分かるしぃ~♪」
怜の言ってる事がよく分からなかったけど、これ以上突っ込むと怒られそうなおので話題を変える。
「ねぇ~、ここにはどんな人が住んでるの?」
「う~ん…7人ぐらい住んでるな~。しかも10代から20代ぐらいだからパラダイスだよ?」
「ぇえ~!!何がパラダイスなのよぉ~。っあ!もしや好きな人が居るとか?」
それを言った途端、怜の顔は真っ赤かに。