プラネタリウム
そして私たちは、目玉焼きを頬張りながら、色んな話をした。
わたしの両親の事、旬さんが卵が好きなこと。
とにかくたくさん。時間を忘れるくらい…。
楽しいかも♪
なんだか楽になれた気がする。
変な気持だな…。始めてこんな気持になった…
「そろそろ学校に行かなくていいの?」
「へ?ぁっ!行きます。片付けは後でやるんでっ!」
「俺がやっておくよ♪止めてくれたお礼。」
「いいんですか?」
「うん。こういうの得意だから♪」
後片付けは旬さんに任せて、わたしは学校に向う…。
電車の中では、怜にあれこれ聞かれて、すべてを話した。
怜は、
「優弥に気があるんじゃない?だってそんな事する旬さん、見た事ないもんっ」
…って言うけど…
ありえないでしょ!
わたしだよ?こんな平凡なわたしに、かっこいい旬さんが好きになるわけないじゃん!
ぅぅぅうう…まだドキドキする…。
朝会ってからかな…?
「次音楽だよぉ~!怜~、音楽苦手…」
怜はそんな感じだもんね。
お姫様キャラ?