プラネタリウム
教室の空気はいつもと何も変わらない。



そして何とか放課後まで授業を受けられた。



「頑張ったね~♪優弥は強い強い♪」



全然強くないよ?



怜が居てくれるから、頑張れるだけ。




この思い、いつか届くといいな…



ユキさん、わたし今頑張ってるよ?


いっぱい泣いちゃったけど、あの頃よりは強くなれてるかな?





「怜!ありがとう★さき帰っててもらえる??」



「分かった♪何かあったら電話しなさいよ?」



「うん!信頼してるよ♪」




そうしてわたしは、吹奏楽の練習している教室に向う。



先生はもう来てるかな?



先生が待ってると思っただけで、ウキウキな気分になる♪
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