プラネタリウム
新しく来た先生かな…?



「なんでしょう?」




一応営業スマイルで答える。



ってか声掛けるなよな?何なんだよ…




「ちょとこっち…来て…?」




色気ムンムンな声でそう言う。


逆に変ですよ…?



断る理由がないので、一応ついていく…。



その先生は、保健室のなかまで行き、俺と真正面に向かい合った。



・……化粧濃いっ!!!??



やばいな…これはさすがに引くぞ…

「あの~、お話って?」



早くこの場を離れたいんですけど…?




「あのぉ~、付き合ってもらえますぅ~?旬先生みたいなカッコいい人には、わたしがお似合いかな~?って思っちゃったりしてぇ~♪


彼女もいないって聞いたしぃ~、いかにも欲求不満?みたいな顔してるじゃ~ん♪だから~、付き合ってあげる♪」



…………うざっ



しかも話すこと長いし。



欲求不満なんて思ったことないし…。



お前みたいな色気出してるババァ~は嫌いだっ!



言えないけどね…


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