伝えたい事があるんだ【企画・短編】
ルームウェアから、ワンピに着替えて、鞄を持って、光輝が待ってる場所へと急ぐ。



「光輝…ハアハアハア…」

懐かしい影が、ゆっくりとこっちを見た。


「泉水…?」


いつも見ていた、あの笑顔が迎えてくれた。


「光輝ぃぃ…。」


広くて温かい胸の中に飛び込んだ。


「一年も待たせて、ごめんな?」


力強く抱きしめてくれた。



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