無口な君と恋する理由。
「取り合えず、行って来るよ・・・」
手紙のヒトに悪いし・・・。
「んー・・・」
「ぁっ、先帰ってて良いから!」
じゃ、と言うと私は屋上に向かって駆け出した。
遠くで、恵美ちゃんのほーいという声が聞こえた。
ガチャン―・・・ッ・・。
屋上の扉を開けると、そこには黒髪の優しそうな人が居た。
「あ―・・・・」
・・・この人??
「千里さん・・・、来てくれたんだね」
ニコッと笑うその人に、私も釣られて微笑み返す。
「僕―――・・・・」
その人が口を開きかけた時―――、
―タンッ・・・・!!
軽快な音でスタッと誰かが給水タンクのトコから飛び降りて来た。
この軽快な音、足取り―・・・。
___秋人くん?
手紙のヒトに悪いし・・・。
「んー・・・」
「ぁっ、先帰ってて良いから!」
じゃ、と言うと私は屋上に向かって駆け出した。
遠くで、恵美ちゃんのほーいという声が聞こえた。
ガチャン―・・・ッ・・。
屋上の扉を開けると、そこには黒髪の優しそうな人が居た。
「あ―・・・・」
・・・この人??
「千里さん・・・、来てくれたんだね」
ニコッと笑うその人に、私も釣られて微笑み返す。
「僕―――・・・・」
その人が口を開きかけた時―――、
―タンッ・・・・!!
軽快な音でスタッと誰かが給水タンクのトコから飛び降りて来た。
この軽快な音、足取り―・・・。
___秋人くん?