君がいた




「姫華は、こっち履いてッ!!」




「ありがとう」


あたしと夢は、この学校の上履きを履いた。





そして幸が、来た。


「この学校の上履きをどうして持ってるんですか?」

幸は、あたしと夢の足元を見て言った。















あたしは、クスッと笑って言った。




















「秘密」








幸は、それを見て固まっていた。







「幸








早く行こうよ」


あたしは、幸に向かって微笑んだ。




夢は、それを見てクスクス笑っていた…
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