君がいた
あたしは聞こえていたけど、そんなのはお構い無しに歩いた。
あたしの方に向かってきてた人達は、あたしに気づき止まった。
あたしは、その人達を避けて歩いたが、真ん中にいた人がすれ違いに、睨んだ。
あたしは、その人の目の前まで行って睨み返した。
「なに?
人を睨まないでくれる?
しかも、そんな何人も横になって歩いてたら邪魔なの
せめて二列になって歩きなさいよ
迷惑になってるのがわからない?
わかったら、直しなさい」
あたしは、そう言ってまた歩きだした。