君がいた
それから、幸が慌てて口を開いた。
「すっ…すいません!」
「なに謝ってるんだよ」
湊が、幸を見て言った。
状況がわかってるあたしは、冷たく笑った。
「心配しなくても、最悪の自体は起きないよ
だって
黒龍さん達は
・・
まだ悪いことしてないじゃない」
「じゃあだい――「でも
あたしが大丈夫でも夢が怒るかもね?
夢は、あたし命みたいなとこがあるからさ
……この意味幸ならわかるよね?」
あたしは、クスッと笑い
「じゃあね
花見争奪戦手加減してくださいね
黒龍の幹部の皆さんと総長さん」
あたしは、立ち上がりドアへ向かって歩き出した。
「どうして知ってるんだ」
鼎がきっと睨みながら言ってるだろう。
あたしは、止まり後ろを振り向いた。