君がいた
数学研究室
「和(カズ)くーん♪
遊びに着たよ♪」
夢は、椅子に座ってる男に抱き着いた。
「おぅ♪
夢かぁ。
お前学校来んの久々じゃ……って!
姫華!!
お前いつ日本に返ってきてたんだよ」
その和と呼ばれる男はあたしを見てびっくりした。
「2ヶ月前ぐらいかな?
また舞姫が舞始めたって噂聞かなかった?
天下の舞姫様が
悪い奴らを殺し回ってる
って」
あたしは、そう言ってクスッと笑った。
「あー…
確かにあったなそんなのも
どーせ今回もデマかと思ってたし帰国にはまだ時間があったから、行かなかったが…
事実だったんだな」
和は、綺麗にニカッと笑った。