君がいた
「ねっ!和君
明日テストでしょ?
範囲は、どこ?」
夢は、和に抱き着いたままだった。
「お前は、勉強しなくっても大丈夫だろ?
1学年首席の夢ちゃん」
和は、なにか悪巧みをしてる見たいだった。
「和君の笑顔こわぁい♪
何悪いこと考えてるの?」
夢は、楽しそうに言った。
「ふふふ
わかるか?
実はな
すっごーーーく難しい問題を姫華に作ってもらいたいんだ♪
誰にも解けないぐらいの問題を」
和は、ふふふと黒笑顔で笑って言った。
「べつに良いけど…
あたしが、そんなことしていいの?」
あたしは、首を傾げて言った。