君がいた
あたしも、それにつられて微笑んだ。
「じゃあ
あたし行ってくるね?
和や夢達とは、敵になるけど手加減とかいらないから」
あたしは、そう言ってその場を去ろうとしたが…
「何?
腕掴まないで貰えるかな?」
あたしは、鼎に腕を掴まれてて動けなかった。
「…お前の闇は何だ
何でそんな
何も映さない暗い闇の目をしてるんだ」
鼎は、あたしの目を見て言った。
あたしは、ため息をつき
「鼎君には、関係ないよ
あたしは、鼎君とは親しくないしあたしの正体を知ったらそんなことも言えないくせに
偉そうなこと言わないで」
「そんなんわかんねーだろうが」
「…そうだね
でもあなたの大切な仲間の
副総長さんは
あたしを恐れて
変わったよ」