私を捕まえて☆
ドキドキしながら近づいて

もう少しで彼らの横を通り過ぎる所でグッとバックを掴まれた


『ねぇ♪彼女〜一人?
友達と来てるなら俺らと一緒に次行かない?』


うわぁ〜 どうしよう


こんなチャラい男達となんか行く訳無いし
心の中で馬鹿っぽいのは嫌い…


と思っていたら、どうやらそれが顔に出てしまったみたい


さっきの声と違う声が


『おっ何だその馬鹿にした目は…お前露骨に嫌な顔すんじゃねぇよ』


と、回りを囲まれてしまった


『すいません、急いでいますから通してください。』

と、少し大きな声で返事をした


『あ゛?何だてめぇ生意気な態度だな』


と、今度は肩を掴まれた

相手は酔っていてしつこく絡まれてしまった
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