私を捕まえて☆
『彼女は、うちの署員に欠員ができた事で急に転勤で戻ってきた

川辺を通じて寄りを戻したい…電話で二人で会いたいと、何かと連絡をよこす様になった

俺はその度に、彼女がいると断ってきた
かなりきつく言ってきたつもりなんだが…

麗奈に接触してきたとなるともう限界だ

後は俺に任せてくれないか
方法については色々あるけど…

俺は何故今頃になって俺に付き合いたいだなんで言うのかわからないんだ

別れてから全く接点がないし、俺にこだわる理由が何か別にあるんじゃないか…?って思ってる

その根底にある物を探して説得しないと駄目な気がして…

その理由を探してみる
以前いた署で何か無かったか調べてみる
だから、少し時間をくれ
けれど、麗奈にはこれ以上接触もたない様にさせる
本当に申し訳ない。

俺は麗奈以外に誰かと結婚するとかありえないから!信じてもらえるだろうか?』

……私は頷いた
そして私は田崎さんに

『私ね、田崎さんのせいだなんて思わないよ。
田崎さんが言うように私も何か理由があると思っていたの。』
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