私を捕まえて☆

三井先輩はポカンとしたまま固まっていた

『あ…あの…急に決まったのは妊娠とかでは無く…
相手が4月に転勤の可能性が高く話が早くまとまりました。

当初、3月結婚の話もありましたが、それでは準備もできないし周囲にもご迷惑をかけてしまいますので4月中旬に退職させていただけたら…と思っています。
皆さんには本当にご迷惑かけます。
一生懸命指導頂いたのに申し訳ありません。』

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『麗奈ちゃん 本当なの？
驚き過ぎてまだ実感無いんだけれど…とにかくおめでとう！ 』

『ありがとうございます。この事はまだ美由紀と友子しか知りません。
これから代理に話をしてその後支店長に伝わると思います。
三井先輩にお願いあります。
代理と支店長に話をするまで内密にしてもらえますか？
噂から上司に耳に入れてしまうのは避けたいので…』
『もちろんだよ。…うん、麗奈ちゃんしっかりしてるね。こういう事は順序が大事だよ。部長の顔もあるしここは慎重にしないとね！』

『はい ありがとうございます。では代理と話をしてきます。』

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はぁ〜緊張した
次はﾊｹﾞﾂﾙﾋﾟｯｶの代理
会議室での面談となった