私を捕まえて☆
『特に強行はな…未決放ったらかしの奴もいるが、田崎は根が真面目だから未決処理もするから仕事はハードなんだ。

特別昇給と言うのがあって、基本給が特別にアップするんだが、あいつこの秋上がったし…

仕事振りを評価された者だけが通常のベースアップにプラスして上がるんだ…
先輩差し置いて一課では今回2人の内の一人って訳…大した奴だ!

恐らく春には巡査長に階級も上がる…
将来間違いなく出世するぞ。
帰りが遅かったり休み無かったり家族に寂しい思いさせるかもしれないけれど、どうか頼むね…』


田崎さんって色々評価されてるんだ…

そういえば賞状とか見たことあるかも

『はい、支えて行ける様頑張ります。』

奥で同僚と楽しそうに仕事の話をしている田崎さんを見つめながらちょっと気合い入れちゃった…



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8時になり田崎さんが"帰ります"と挨拶を始めた
周囲に引き止められたり冷やかされたりしながら課長夫妻に御礼を言い公宅を出た


『緊張したか?』
と声をかけてくれる田崎さん


『緊張したよ…でも職場での田崎さんの話が沢山聞けて楽しかったよ』


『え〜何それ〜』
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