私を捕まえて☆
『美由紀はこのままで良いの?随分前の話だから私が今更何を言っても遅いかもしれないけれど、ちゃんと話し合いしたら?

まぁ…少しでも芳賀さんの事まだ好きだったら…
って言うのが前提なんだけどね。

それとも……………
もう気になる人とかできた?』


『………私もいきなり連絡手段止めたからね…芳賀さんが何か接触持って来たとしてもわからないままだからさ…今更私からって言うのも変だよ。

あと、気になる…に当たるかどうかわからないけれど前に省吾さんのお友達で一緒に焼肉食べた智也さん覚えてる?
中学校の先生していた人。
あの人にイヴの日食事に誘われてる。
多分何人か一緒だとは思うけれど…』


『え?智也さん?………美由紀あの焼肉から連絡取り合っていたの?』


『ううん…この前窓口来たの。気が付かなかった?その時手紙渡されて…
それから何回かメールしてるんだ…』


『嘘! それって最初から美由紀に用事があって来たんだよ!!』


『そうかな…わかんないけれど、そんな事もあって麗奈に伝え様と思ったの…
曖昧な別れで別の人と食事行くのは気が引けるけど…イヴは予定無いし行こうと思う。』
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