私を捕まえて☆

『麗奈の言う通り二人はちゃんと話し合うべきだね。
たださ…美由紀はもしかしたらもう吹っ切れてるんじゃない?
関係の修復を願うならもっと早くに私達に何か言って来ないかな?』


『う〜ん とにかく!芳賀さんは何を考えているのかさ〜っぱりわからない!!煮え切らない男はダメだよね。ふぅ〜』

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昼休みが終わり2時を過ぎた頃

窓口に芳賀さんがお客様としてやってきた





私と友子は思わず顔を見合わせた

そして美由紀を見ると…

物凄く驚いて…席を立ち移動しようとしている

今日は12月23日金曜日…
店頭は物凄く混んでいて私と友子以外は美由紀達のただならぬ雰囲気には全く気がつかない

私も友子も二人をチラチラ見ながら窓口の対応に追われ二人が何を話しているのか聞こえない

気になる〜

芳賀さんは美由紀に何かを話し私達の方を見て軽く会釈して帰って行った…





少し手が空いたので美由紀の所に近づく…
手元には白い封筒…

『大丈夫?水でも飲んでおいでよ…』

と退席を促した

周りにすぐ戻る事を伝え美由紀を退席させた
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