私を捕まえて☆
『美由紀…ちゃんと話すんだよ。
迷うなら時間を貰った方が良いと思うな…』


『私も麗奈の意見に賛成だよ。そして智也さんの事も確認必要だよね。
わざわざ店で誘う辺り…皆でイヴにワイワイやるなら私達にだって声かけない?
二人ともちゃんと会ってどうするか決めた方が良いと思うな〜』


『二人ともありがとう。
智也さんは軽いノリで誘ったかもしれないし、芳賀さんだって別れ話しかもしれないよ?
どうなるか判らないけれど、まずは芳賀さんと話してきます。

夜メールするね』

そう言って店を出た美由紀


友子と私はこの急展開にまだ頭がついて行かない


カップに残ったコーヒーを飲んだ時調度田崎さんから電話が鳴った

友子に合図して席を離れ電話に出た


『もしもし?麗奈?今どこにいる?』


『今友子と駅前のコーヒーショップにいてもうすぐ帰る所』


『そっか…今日俺当直なんだ。昼間のメール気になってさ…』


『あれから芳賀さん窓口来てね…今夜二人で話し合うって…』


『……そうか…なら良かった。後は二人次第だよな。
所で明日よろしくな!夜は空けとけよ!』
< 398 / 452 >

この作品をシェア

pagetop