私を捕まえて☆
二人きりになり久しぶりの甘いデート

田崎さんが連れてきてくれたのは最近できた外資系のホテルだった

豪華な建物に正直焦ってしまった
だって…ロビーには見るからに上流階級と思われる人ばかり

びびって足が前に進まない

『想像以上に豪華だな♪今日は二人の記念日でもあるから奮発しちゃった♪』

な〜んて言いながらスタスタとエレベータに向かう
繋いだ手をギュッと握ったので

『麗奈緊張してるの?大丈夫だよ。今夜はカップル向けのクリスマスディナーだからそんなに堅苦しい物では無いから』

私の緊張をわかってくれた事に嬉しくなった…

連れてこられた所は最上階のレストラン
窓際の予約席に通された…
キャンドルの明かりがムードを盛り上げ更にピアノの生演奏にさっきからキュンキュンしっぱなしの私

『麗奈…今日の着物姿スゲー可愛かったな〜式の時着る白無垢が楽しみだな。
俺は当日警察の礼服着るから』

『礼服?』

『うんとね…結構格好良いんだわ。楽しみにしてて。』

へ〜どんなのかな?

『ところで前撮の日程決めたか?ドレスとかはこれから決めるんだろ?』

『うん、レンタルにするんだけどなかなか見に行けなくて焦ってる』
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