私を捕まえて☆

…ﾋﾟﾝﾎﾟ〜ﾝ♪

『あっ 来た来た』

田崎さんは玄関に向かった

すかさず美由紀が側に来て

『ちょっと〜田崎さん、麗奈の後ろ姿に見とれていたよ！なんか可愛いね〜』


『もぉ〜う 意識しちゃうから止めてよ！』


ふふふっ と意味深な笑みを浮かべリビングに美由紀が戻ると、玄関から同僚の人達が入ってきた


『こんにちは〜おじゃまします。おぉ！先輩可愛い子がいるじゃないですか〜』

いきなり握手を求めて来たこの人誰っ？


『おいっ 触るな芳賀！汚れる』


『うわぁひでぇ先輩！おっさんばかりの3K職場に身を置く俺には夢の様な出会いなのに…』


『そうだ！田崎！お前ずるいぞ！こんな可愛い彼女いつできたんだ！』


『いや…富永係長彼女じゃないですって！友達！』