ココロ-タスケテ、ダレカ-
ある日、廊下を歩いていた。
すると3人とすれ違った。
陸はあまり関わりたくなかったので急ぎ足で横を通る。
すると、足をかけられて転びそうになった。
陸は体勢をなんとか持ち直した。
「あっ、ゴメン。わざとじゃ無いから気にしないでねぇ?」
さちが陸に笑う。
由羽希と唯も一緒に笑う。
そして3人は陸の傍から何事もなかったように離れようとした。
「……待ってよ」
陸は睨み付けて言った。
3人は冷たい目をして振り返った。