ココロ-タスケテ、ダレカ-
授業、始まっちゃった……。
陸の目が熱くなる。
だけど堪えた。
陸は諦めず、ドアを押した。
ガタッ、
力を入れて押したらドアが少し開いた。
いけると思い、ドアを押すと、扉が開いた。
陸の入っていた扉の前にはすごい量の道具が転がっていた。
陸は無視することが出来なくて、急いでパパッと片付け、急いだ。
教室に急いで行き、ドアを開く。
シ―――――ン。
クラスメイトのみんなが、『来ちゃったんだ』と言う目で陸を一瞬見た。
そのあと、スッと目を反らした。