ココロ-タスケテ、ダレカ-
明日も嘘ついて休もうかな……。
などと考えていた。
でも自分が情けなく感じた。
だけど行くことが怖い。
自分が壊れてしまう気がした。
母や、町田先生に相談したいけど心配するし、イジメが悪化しそうで出来なかった。
絶対今頃3人は、
「アイツ逃げたね。最悪」
などと話してるに違いない。
陸は怖くて学校に行く自信が出なかった。
だが陸は考えた。
母はあたしのために頑張って仕事してる。
父が死んでから、母は生活のためにと慣れない仕事を始めた。
母はあたしが『もう学校行きたくない』なんて言ったらどう思うんだろう、
不登校になんかなったら母が絶対哀しむ。