ココロ-タスケテ、ダレカ-
すると先輩が笑顔で、
「じゃあ入ってみない?新入部員が入ってくれなくて。いつも見に来てるし、あなたならって思って」
と問いかけた。
「入りたいです!!」
陸の答えに迷いはなく、即答だった。
「わぁ!ありがとうねッ!!」
先輩は陸の手を握りしめて喜んでいた。
陸も嬉しかった。
陸は背が低いため、見てるだけの方が向いてるのではないかと思っていた。
だからここまで喜んでくれると嬉しかった。
しかも、友達が出来るとのではないかと心が踊った。