ココロ-タスケテ、ダレカ-

孤独の中の光




結局友達が出来ないまま1年以上たってしまっていた。


陸にもかわいらしい後輩が12人増えていた。


陸は自分の時もこんなに多かったらな、なんて思いながら指導していた。



中2の夏だった。


陸達の学校はすぐ夏の大会で敗退してしまって、3年生は引退してしまった。


高校受験を控えている先輩達は陸が一人だからと、たまに顔を覗かせてくれるが、何かと大変だった。


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