雲のような日々、水のようなワタシ
過ぎ行く日々を生きるアナタへ。過ぎ行く日々を歩くワタシへ
“私は、いったい何のために生まれてきたのだろう”
人は、人生で何度かこんなことを考える。
今のおれは
煙草を吸って、
うまい飯を食べて、
酒が飲めれば上出来だ。
なんてことを考えるかもしれない。
でも、それはほんの一瞬で、
明日にはまたその思いは変わる。
不確かな日々。
それと共に
また一つ一つ、
年を重ねる
そうやって積み重ねた日々を、
人は人生とか
軌跡とかと呼ぶのだろう。
なぜだかわからないけれど、
ぼくは
それがとても悲しい
何のために生きているのか分からないようなものが人生なのだろうか
何のために過ごしてきたのか分からないような日々を、
軌跡と呼ぶのか…
それこそまさに
何のための“生”なのだろうか
と…