俺様会長と秘密の恋!?
棚の裏側に現れた階段
みんなはそれを躊躇せずに降りていく
あたしもあわててついて行った
階段を下りたら扉が見えて、そこを開くと
「・・・っ・・何ここ・・??」
ソファ、テレビ、冷蔵庫、絨毯、パソコンetc・・・
そしてドアが数個
そんな・・・
こんな・・こんなのって・・・
「リビングじゃん!!」
バリバリ普通の家じゃん!!
何でこんなのが学校にあるの!?
「奏多のおじいちゃん、この学校の創設者なんだよ。」
あたしの考えを読み取ったように、青山君が話し始めた
「え、そーなの!?」
「そうそ、俺のじーちゃんがこの部屋自分の休息用で作ってさ。俺が生徒会長になったっつったら、教えてくれたんだよ。」
「そーだったんだー・・・」
「うん、だから生徒会専用の秘密の裏部屋みたいになってんのよ。真綾も勝手に使っていいのよ?」
「え、いいの?」
「もちろん、副会長なんだし。ね?中原?」