生きてる恋のカタチ


市川が私の手に置いたのは「健康祈願」と書かれた御守りだった。


『これくれるの??』

「あぁ。
早くよくなるよーにと思って、ちっちゃい神社だけど効き目はあるはずだから。」


『ありがとう。嬉しい。』

市川はうなづいた。


『そーだ!!
この前バスケの時のケガ大丈夫??
治った??』
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