LOVE♥ハンター ~愛すれば愛するほど
真実
「俺にはあなたと話すこと
なんてありませんよ。」
俺はあいつの手を払いよけた。
「咲良から聞いたんだ。」
やっぱり咲良は話していたんだね。
こいつは何て答えた?
その場をどんなふうに言い繕った?
そして今度は俺を言いくるめよう
って魂胆なんだろう。
うす汚いあんたなら
やりそうなことだよな。
俺が、あいつを部屋に案内しようと
した時だった。