奇跡
「さっきより増えたんじゃない?」
海に到着したあたしたち。

依然賑わいを見せる海。


土曜日なだけあって日付が変わりそうな時間なのに人が減る気配をみせない。


浜辺からは男女の笑い声と


ロケット花火の音が聞こえていた。

あたしたちはさっき停めていた場所に車を停めて話しを再開させた。




「ねぇなにしてんの〜?」
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