みるくきゃんでぃー
そのあと、
英里とは授業中とか休憩時間に
くだらないことを話し合った。
そのうち、中学時代の話になった。
「そんでねー。
英里は荻田中だったんだけど
響介がめっちゃモテてたんだよね。
周りのみーんな、
響介、響介、響介ーって
アホみたいだったよ。」
その名前に異常に反応するあたし。
「えっ!
キョースケくんって荻田中だったの?」
「そーだけど・・・。
どーかした?」
「いや、別に・・・・。
ただ中学時代は
どんなんだったのかな?って・・・」
「んー。響介は今と変わらないよ。
今より遊んでばっかかも
しれないけど。」
ポッキーをかじりながら話す英里。
そんなとき
「梨沙ー!!帰ろー。」
愛海がこっちに来た。
「あ、分かった!今行く〜」
そう愛海に言った。
「じゃあ、また明日ね!
バイバイ〜!」
あたしは英里に声をかけて
愛海の元に行った。