みるくきゃんでぃー
キョースケくんが
あたしの顔を見つめてる。
なんかキョースケくんが
近づいてきた気がするんだけど・・・
キョースケくんの手が
あたしの髪に触れる。
髪をあたしの耳にかけると
次はあたしの耳を触って
「・・・・・ピアスの穴、どこ?」
耳元で囁いてきた。
耳にキョースケくんの吐息がかかる。
「えっ。どこって言われても
よく分かんない。」
「・・・・あった!」
そう言うと、キョースケくんは
あたしの耳にピアスをつけた。
「できた。」
笑ってるキョースケくん。
「あ、ありがと・・・・。」
あたしは、まだドキドキしてる。