恋人ゎモンスター

1つだけあけた時の席は何も緊張なんてしなかったのに
今は…ほら、心臓がドキドキしてたまんない

椅子が近すぎて肩まで当たってるし…

翔くん香水付けてるのかな?
いい香りだってする…

もう…おかしくなっちゃいそうだよ

『彩!?大丈夫!?』

『ひぇっ!!な…なにが!?』

『何が?って…さっきから一言も喋んねえし…顔赤いよ?もしかして熱あるんじゃ?』

翔の手が彩のおでこに…

熱があって顔が赤いわけじゃないのー!!
翔くんが近くにいるからだよ

『ね…熱なんかないよっ///』

するとにこーっと笑って
『そうだな♪さっきまで元気だったもんな(笑)それにしても顔が赤いのは気になるな…』
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