【花集】水たまりに映る花火
奏大君の唇と、私の唇が重なる。
そして静かに離れた。
奏大君と目と目が合う。
私たちは恥ずかしくなって、二人で顔をうつ伏せた。
「花火大会の時に見えたんだ。水たまりに映る花火」
「うん・・・・・・」
奏大君と見つめ合う。
「花じゃんって思った」
奏大君に、初めて下の名前で呼ばれた私の心臓は、ドクンと飛び上がった。
「・・・・・・うん!」
「残りの線香花火しよっか。今度はどっちが長くできるか競争な」
「うん!」
パチッパチパチパチパチ
・・・・・・
ッジュウ
END
そして静かに離れた。
奏大君と目と目が合う。
私たちは恥ずかしくなって、二人で顔をうつ伏せた。
「花火大会の時に見えたんだ。水たまりに映る花火」
「うん・・・・・・」
奏大君と見つめ合う。
「花じゃんって思った」
奏大君に、初めて下の名前で呼ばれた私の心臓は、ドクンと飛び上がった。
「・・・・・・うん!」
「残りの線香花火しよっか。今度はどっちが長くできるか競争な」
「うん!」
パチッパチパチパチパチ
・・・・・・
ッジュウ
END