ジャクソンとマイケル
「えーっと、サクラちゃん。今日は本当にありがとう」
ソファに座ったサクラの短いスカートから伸びるスラリとした長い足を、見ていいのか悪いのか、視線をキョロキョロさせながらユータがそう言った。
「ううん。当然のことをしたまでだもの。でも、ちょっとびっくりした。何でマイケル、あんなところにいたんだろうね?」
「えっ? あ、あぁ、そうだよね。でも、本当に何でだろう?」
そりゃ、二人にはわかるわけがない。オイラが焚きつけたからに他ならないんだからな。
オイラとマイケルだけが知る事実。別に教えてやるつもりもないが、そうするまでもなくどうやら二人にはそんなことは瑣末ごとらしい。
「あの、その……。実は、今日父さんも母さんもいないんだ。だから、その……。あまり大したおもてなしも出来ないんだけど……」
「あら、そんなこと気にしないで。私は、ユータ君に会えただけでも嬉しいんだから」
「ほ、本当に?」
「うん」
「ボ、ボクもサクラちゃんに会えて嬉しいよ」
「うわー、そう言ってもらえるなんて思ってなかったから、すっごく嬉しい。もしかして、迷惑だったんじゃないかって思ってたから」
「迷惑なわけないじゃん!」
おぉっと、ユータが珍しくサクラの目を真っ直ぐ見ている。しかも、サクラまで真正面からそれ受け止めたりなんかしちゃって。ヤバイぞ、これはヤバイ。
あぁ、ほら。ユータが少しずつサクラに近寄っていっている。サクラはサクラで女の武器の一つ、瞳ウルウル攻撃をユータめがけて発射してるし。ヤバ過ぎる!
ソファに座ったサクラの短いスカートから伸びるスラリとした長い足を、見ていいのか悪いのか、視線をキョロキョロさせながらユータがそう言った。
「ううん。当然のことをしたまでだもの。でも、ちょっとびっくりした。何でマイケル、あんなところにいたんだろうね?」
「えっ? あ、あぁ、そうだよね。でも、本当に何でだろう?」
そりゃ、二人にはわかるわけがない。オイラが焚きつけたからに他ならないんだからな。
オイラとマイケルだけが知る事実。別に教えてやるつもりもないが、そうするまでもなくどうやら二人にはそんなことは瑣末ごとらしい。
「あの、その……。実は、今日父さんも母さんもいないんだ。だから、その……。あまり大したおもてなしも出来ないんだけど……」
「あら、そんなこと気にしないで。私は、ユータ君に会えただけでも嬉しいんだから」
「ほ、本当に?」
「うん」
「ボ、ボクもサクラちゃんに会えて嬉しいよ」
「うわー、そう言ってもらえるなんて思ってなかったから、すっごく嬉しい。もしかして、迷惑だったんじゃないかって思ってたから」
「迷惑なわけないじゃん!」
おぉっと、ユータが珍しくサクラの目を真っ直ぐ見ている。しかも、サクラまで真正面からそれ受け止めたりなんかしちゃって。ヤバイぞ、これはヤバイ。
あぁ、ほら。ユータが少しずつサクラに近寄っていっている。サクラはサクラで女の武器の一つ、瞳ウルウル攻撃をユータめがけて発射してるし。ヤバ過ぎる!