極上★LOVE


てか、「東宮」っていう言葉を
今聞きたくなかった…


「分かった。」


「失礼いたします。」


そう言ってメイドさんは出て行った。


私は黄色のパーティードレスに
着替えてパーティーに向かった。


本当は行きたくないんだけど、
うちの財閥が主催じゃ
休むわけいかないからね…


「はぁ…」


パーティー会場へ向かう車内には
私のため息しか聞こえなかった。


と思うよ。
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