極上★LOVE


声のした方を見るとそこには…


「ぅげ、東宮先輩。」


「ぅげ、ってなんだよ。
俺に失礼じゃね?」


いやいや、あなたもさっき私に向かって
ブタとか何とか言ってましたよね?


「すいません…」


「分かればよろしい。」


そう言って先輩は私の頭に手を置いて
髪をクチャクチャっとした。


「っあー!!何するんですか!!」


せっかくセットしてきたのに
くずれちゃったじゃんか。
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