極上★LOVE


「かして。」


私から指輪をとって指にはめてくれた。


もちろん、左の薬指。


「ふぇ…ありがとう。」


「こんなこと、普通はしねぇけど
俺にとって一番は千夏だから。」


嬉しいことばっか言わないでよ。


もっと泣けちゃう。


「お前は俺のって印。
だからちゃんとはめてろよ。
こっちの指に。」


私の左手をとって、薬指に
軽く音をたてながらキスをする。


「っ/// う、うん。」
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