幼馴染。
♯1

僕は沢並中学に通う都築葵。(つづきあおい)

勉強はまぁまぁ、スポーツもまぁまぁの普通の生徒

でも何故か女子から人気があるみたい

僕の話はここまでにしておこう

長くなっちゃうからね(笑)


いつも一緒に行く幼馴染の・・・あ、来た来た

ドスッ―

「いだっ!」


「おはよーっ!」

この朝から元気な奴は、南羽月(みなみはづき)


「ごめんごめん!」

「あぁ、おはよう。」

「あれ?みっつんは?」


みっつんっていうのは、もう1人の幼馴染

名前は芝畑帝(しばはたみかど)
帝でみっつん

この変なあだ名をつけたのは…
もちろん羽月

帝は嫌がってるけど…


「じゃあ、帝迎えに行く?」

「うん!行こうか!」


帝の家は僕の家の隣

だから迎えに行けば良かったか

ピンポーン―


「帝居ますか?」

「んぁ…俺だけど?」

「みっつん早くー!」

「…黙れ、羽月」

「うわぁ!みっつん怖!」

「とにかく早くしてね!」

「はいはい。あ、もう行くよ。」

ガチャ―


「「早!」」

「早く行こうか。」

「いや、帝が遅かったんだからな。」

「早く!」


こうやって毎日朝がやって来る

あの日までは…

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