☆オカマに恋した☆

「唯は誰に、結局あげることにしたの？」




「西高の松本君にしようかな？



かなり、競争率高いけど。



あと義理で、広にでもあげようかな…



毎年恒例だしね」



　西高の松本君には、私は会ったことはない。




聞いた話では、それはそれは美形で、人間とは思えないくらいの顔立ちらしい。




そんな人なのに、なぜか彼女はいないらしい。





唯はもしかしたら、彼に告白する為に、無理なダイエットを続けているのかもしれない。