☆オカマに恋した☆
しばらく経つと、慣れてきたみたいで、真っ直ぐに愛を見つめることが出来るようになっていった。
愛は目の前にいるのに、この青い空に少しずつ溶けていってしまって、いつかいなくなってしまうような気がしてならなかった。
すぐ近くにいるのに、いない…そんな感覚がする。
途中で愛は頭がかゆいとか、あ〜足しびれた!
とかいいながら、 ちょっとずつ休憩をしてた。
「初めてだからきついよね、ごめんね!!」
と、私が言うと、
「何言ってんの?
アタシが頼んだんだから!
絵を描いてる遥見てると、ワクワクするの☆
も〜仕上がりがどんな絵になるんだろう、って!
すんごい楽しみ♪」
そう、弾んだ声で言ってくれたんだ。