☆オカマに恋した☆
「告白だったら、悪いけど…唯がいるから!」



 キザな口調でカトゥは言った。




すごい勘違い!!




一体どっから、そんな発想が浮かんでくるんだろう?




絶対、この前の唯へね告白の仕方といい、こね人の頭のネジは狂ってるね、確実に!!



「違うから」



 私はもう、呆れて笑うしかなかった。





 それから、ちょっと学校のウワサ話をした後カトゥは、



「最近、愛といい感じなんじゃないの?」



 と、冷やかすように言った。




カトゥは落ち着かない様子で、フェンスの隙間に手を入れたり出したりしてた。



「そんなことないよ。



ただモデルになってくれてるだけだもん」




「またまたぁ〜



照れちゃって♪」



 すごい冷やかしの視線で言った。
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